【本日発売】大島薫『ボクらしく。』(アダルトではありません!)

2015.08.18 (火) お知らせ, リリース情報

新刊のお知らせです。昨年、AVとムック本を作った大島薫ちゃんのフォト&エッセイ本『ボクらしく。』です。今年6月にAVを引退した薫ちゃん。紛れもない一般書籍として作った本であり、すべて本人による文章&本人プロデュースのセルフポートレイトです。

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8月18日発売/1500円(税込)/マイウェイ出版/232ページ

昨年の撮影を経て、一緒にイベントなどもやってきて、大島薫という存在を近くで見てきて、ずっと分からなかったことがありました。本人が言う《「大島薫」のアイコン化》とは、これまでの薫ちゃんの半生と経験、感性、強い意志と努力をもって自分自身を作品化するということで、その結果は現在進行形で、僕らがネットなどのメディアを通して目にし続けています。その努力と有言実行っぷりは、僕も傍目に見ていて尊敬します。でも、ずっと分からなかったのは、なぜそうまでしてアイコン化を実践するのか、という薫ちゃんのモチベーションでした。

趣味としての女装を超えて、大島薫という存在を生きるということは並大抵のことではありません。生きるために働かなきゃいけないし、社会の中で男性が女性のように生きることは大変なことだし、そもそも中身は女性ではなく男性であるけど、セクシュアリティはバイセクシュアルだし……非常に分かりにくい存在であるにもかかわらず、それを自分自身の生き方とするのだから。AVを辞めてタレント・作家として活動すること自体も、常に元AV女優(しかも女装の……)というある種の「枷」も背負うことになるでしょう。でも、ありのままに、これまで生きてきた自分を肯定しながら、そんな一見マイナスに思えることを「武器」として備え、自分を赤裸々に晒し続けるのが大島薫です。

そんな迷いのなさに刺激されながら、二人三脚で作り上げた本が『ボクらしく。』でした。そして、この本のために書いてもらった原稿を読みながら、薫ちゃんとああでもないこうでもないと議論しながら、ひとつのモノを作る時間を共有することで、なんとなくですが、分からなかったことが分かりました。《「大島薫」のアイコン化》という実践は、刹那的な思いつきでもなく、乱暴な飛躍でもない、自然に薫ちゃんの人生に「ある」ものなんだな、と納得しました。僕はこういう仕事をしているから、世間一般の「大島薫の分かりにくさ」を分かった気になっていたのかもしれません。この本を作ることを通して、表面的な言葉ではなく、ひとりの強い存在を「推す」ことができる、そうしたいと思いました。

だからこそ、(もちろん好きでやっているのですが)アダルトやマニア系の仕事にまみれながらも、少しでも、世に広く届く一般書籍として『ボクらしく。』を作りたいと、僕も本気で思ったのです。

すでに、先日16日には、イベントで先行販売させてもらい、これまでの薫ちゃんの18禁のイベントに来られなかったティーンの女子たちがいっぱい本を買ってくれました。目をキラキラさせて「ずっと会いたかったんです!」と言って握手&ハグする様子を見て、何が何でもこの本を売りまくってやりたいと思いました。いっぱいサイン会、イベントやります。宣伝もします。置いてない本屋には足を運びます。『ボクらしく。』を置いてくれるお店、薫ちゃんのサイン会、イベントをやりたいというお店、個人、何でもいいので気軽に連絡ください!待ってます!

連絡先のメアドはこちら↓
otokonokojidai@gmail.com

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