【読者参加企画】初めての女装メイク

2016.06.15 (水) 取材

2カ月ほど前、編集部に1通の封筒が届いた。中には丁寧な字で書かれた手紙と写真。つい最近、うちの「裏オトコノコ時代」最新刊と、大島薫『ボクらしく。』を購入し、感銘を受けたという。地元の本屋にエロ本があまりないらしく、手に取ったのは偶然だった。版元のマイウェイ出版に電話をし、女装への熱い思いを吐露してくれたとのことで、僕は電話をかけることにした。

その方の名前はKさんとしておく。Kさんはずっと内に「女性」を抱えていた。本に出ているエッチな姿の女装子たちのように、自分の女装姿をいろいろな人に見て欲しいという願望。好きなのは女性。完全に女性になりたい、というわけではない。性格や気持ちが女性なのだという。

僕はKさんに初めてのメイクを施し、簡単な撮影をすることを提案した。Kさんの溢れんばかりの想いに応えてみたくなったのだ。

「僕のことはぜんぶそのまま雑誌にもHPにも出してもらっていいですよ」Kさんはそう言ったが、Kさんはインターネットもやらないし、住んでいて働いている場所は地元の人々の交流が盛んな小さな町なので、このHPでは具体的な名称は留めておく。7月28日発売予定の次号「裏オトコノコ時代」では詳細記事を収録予定。

現地に赴いたのはつい先週。メイクさんを伴い、車で向かう。2時間ほどで到着。日帰りの旅館を予約しておいたので、食事のあとメイク開始。

Kさんのbefore/afterを一部大公開。メイク経験のまったくないKさんは、されてる最中も表情がこわばったりして、メイクさんに「リラックスしてくださいね~」と言われ続ける緊張っぷりだったが、鏡を見てびっくり。表情まで一変した。たくさんの女装者を目にしてきた僕も果たしてどう変身するのか予想がつかなかったが、Kさんは見た目の変身以上に心の変身が大きかったようだ。カメラを向けると自然に可愛いポーズをとったり、嬉しそうにいろいろな話をしてくれたりしたのだった。

Kさんはうちのエロ雑誌を見て手紙をくれたけど、自分がエロをやりたいわけではないという。女装した姿を見てもらいたいという願望に留まる。もちろん性欲はある。が、極度の潔癖症。他にも持病を抱えていて、都内に来てもらうことができない事情があったので、現地へと赴くことになった。いろいろなものを抱えている。そんな切実な話を知りたい方は、ぜひ雑誌の記事を読んで欲しい。詳細は7月には告知します!

_DSC6185

_DSC6209

TAGS :